ドイツ博物館1
航空宇宙編



ドイツ博物館では、ドイツの科学技術の発展を分野ごとに展示しています。
日本の科学博物館と異なる点は、その規模の巨大さ(本館だけで約5万平方m!)と、並外れた収蔵品の豊富さ、そしてドイツ人らしく極めて整理され、一般人にも理解できるよう工夫された展示の素晴らしさにあります。
「世界で最も優れた産業技術博物館である」との評価も、まんざら嘘ではありません。

「普通に見ても2日は必要、ましてや技術が好きなら一週間は必要」とも言われるこのドイツ博物館。スケジュールの都合上、半日しか行けなかったのはとても残念ですが、そんな中で撮影してきた写真をここで紹介します。
まずは主目的の航空宇宙関連から…


入口からしばらくは「古きよき」時代です。
ツェッペリン飛行船、リリエンタールに始まって第一次世界大戦までの展示がされています。
こちらはWW2とそれ以降のエリア。
今回ミュンヘン博物館の主目的ですが、さすがにすごいです。

ユンカースF13
波型外板を初めて採用した画期的な旅客機です。
ユンカース Ju52/3m
この博物館の女主人のごとく、目立つ位置に展示されていました。翼にはオランダらしき国籍マークが…
ちなみに中にも入れるようになっています。

Me109とFi156c3シュトルヒ
Fw190と並んでWW2のドイツ戦闘機の双璧を成すメッサーシュミット109、上がスイス国籍マークを付けたのシュトルヒです。青い機体はメッサーシュミット社の練習機のようです。
Me262A-1a
世界初のジェット戦闘機Me262です。後ではケッテンクラートがMe262を牽引するように置いてありました。
(当時そのように運用されていました)
Me163コメート
世界初のロケット戦闘機Me163


Fi103「V1」ロケット
実はロケットではなくパルスジェット推進です。現代のトマホークミサイルの先祖ですね。
Rheintochter R1 (ライントホター)
ドイツがWW2中に試作した地対空ミサイルです。安定翼は木製でした。制御は先端の小さな翼で行っていたようです。
全長は6mもあり、かなり大きかったです。
Ba349 Natter (ナッター)
WW2中に試作した垂直発射型のロケット戦闘機です。レプリカかと思ったのですがどうやら実物のようです。
(レプリカなら明記しているので)
攻撃後はパラシュートで帰還するコンセプトでした。

BMW801TJ エンジン
Ju88(ドイツの爆撃機)に搭載されたエンジンです。
BMW003A エンジン
He162Aサラマンダー(単発ジェット戦闘機)やAr234C(ジェット攻撃機)に使用されたエンジンです。


A4「V2」ロケット (Aggregat4)
螺旋階段の真ん中にA4/V2が展示されていました。現代の宇宙ロケットやICBM の直系の先祖になります。簡易発射台の上に据え付けてあり、エンジンこそ他に展示されていましたが、かなり興味深い展示です。元宇宙少年としては感慨深いものがありました。

F104(下)とVJ101CXZ(上)
最後の有人戦闘機と言われたF104と、ドイツが独自に試作したVTOL(垂直離陸)研究機です。
ユーロファイター2000「タイフーン」
風洞実験模型
様々な形状が実験されていたようです。

ソユーズ29号 大気圏突入カプセル
1977年に打上げられた実物、何故ここに…
宇宙往還機ゼンガー2模型
この宇宙往還機については「ブレーメン空港展示」に詳しく解説してあります。







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