[ 姿三四郎 ]

フジTV 昭和38年11月〜昭和39年5月




姿三四郎役の倉丘伸太郎さん

 富田常雄の同名小説のドラマ化。舞台は明治の東京。柔術家
志望の青年・姿三四郎(倉丘伸太郎)は、武道の師を探すため、
夜な夜な辻投げとして世間を騒がせていました。そして39人目の
男、矢野正五郎に投げられます。柔道を改良した矢野の柔道に
魅せられた三四郎は、さっそく弟子入りします。
 ある日、三四郎は、下駄の鼻緒を結ぶ縁で乙美(佐治田恵子)
という娘に出会い、互いに惹かれるようになります。乙美の父は、
警視庁柔道師範の村井半助で、柔道を憎む柔術家檜垣源之助
(内田良平)に卑怯な手で試合に敗れます。
 檜垣もまた乙美を思う一方、乙美には幼い頃に分かれた貴族
の娘である姉妹(佐治田恵子の二役)がいて、彼女は三四郎に
興味を示します。
 三四郎は、これらの登場人物との愛と憎しみの中で、柔術対
柔道の争いへと巻き込まれていきますが、師である矢野正五郎
や隆昌寺の和尚(曾我廼家明蝶)に導かれ、人間的に成長して
いきます。


主題歌「姿三四郎」 村田英雄

人に勝つより 自分に勝てと 言われた言葉が 胸にしむ
つらい修行と 弱音を吐くな 月が笑うぞ 三四郎

花と咲くより 踏まれて生きる 草のこころが 俺は好き
好きになっては いけない恋に 泣けば雨降る 講道館

しめた黒帯 一生かけて 業も捨身の 山あらし
男だったら やるだけやるさ それが道だよ 三四郎


  [出演]倉丘伸太郎、佐治田恵子、内田良平、曾我廼家
       明蝶、名和宏、丹波哲郎、栗塚旭、伊藤栄子ほか



    姿三四郎は人気タイトルで、昭和45年には三四郎・
    竹脇無我、 乙美・新藤恵美さんで、昭和53年には
    三四郎・勝野洋、乙美・竹下景子さんで制作されま
    した。