猫伝染性腹膜炎(FIP)の話     初版2000.09.10 追記2000.09.16 Toshi
 猫を飼っている方には悲しいことですが、『猫伝染性腹膜炎』(FIP)と言う恐ろしい病気があります。発病すると100%助からないと言われています。(FIP:Feline Infectious Peritonitis)
先週ともだちが飼っていた猫がこの病気で亡くなったと聞き大変おどろきました。
 実は飼っていた初代ゴロもこの病気で亡くなったのです。
その病名はHPには書かなかったけどこの猫伝染性腹膜炎でした。
猫を飼っている方に強いショックを与えるのはよそうと考えて書きませんでした。
でもまさかともだちの猫もこの病気で亡くなったとのことなので、この病気についてもっと沢山の方にも知っていただき少しでも役に立てればと思い書きます。
なお私は猫の専門家ではないし、ましてや獣医ではありません。普段から初代や今のゴロがお世話になっている獣医さんのおっしゃったことや猫の病気の本そのままです。
 この病気は猫から猫しか感染しません。ですから、室内飼いなら感染するおそれはまずありません。
でも生まれた時の環境あるいはあなたの家に来るまで育った環境で感染することがあり得ます。
あるいは、室内飼であっても玄関の土間までは普通行かせるでしょう。人間が外を歩き他の猫の排泄物を踏んだ履き物に付いてきて、玄関で感染することは考えられるそうです。
 感染してもかならずしも発病しない、むしろ発病しないことが多いそうです。
なにかのきっかけで発病するそうです。
ストレスがたまるとか・・・(関連事項を下記に追記)
感染していても一生長生きする猫も多いようです。たしかに昔から猫は放し飼いが普通でした。強力な伝染病ではないのでしょう。
 少し前にワクチンが開発されたそうですが、効果が有るのか無いのか評価が定まっていないようです。それで今もこの病気は不治の病と言われています。残念です。
効果があるとしても発病前や初期症状の場合のようです。効果の種類が、発病を防ぐんだったか、それとも体内のウイルスを殺すのだったかは、初代ゴロが危篤の時だったのではっきりとは聞きもらしました。
 感染しているかどうかは獣医さんに血液検査してもらえば判るそうです。もちろん判らない場合もあります。もし感染していたら獣医さんに相談されるのも一つの方法と思います。
 ただし、ワクチンは先ほども書いたように効果がはっきりしないようで、もし効果が有ってもただ単に少し延命するだけだったら考えものです。猫にとっても飼い主にとっても普段通りの生活を続け、今まで以上の愛情で暮らすのが良いと思います。人間だって猫だって誰だって何か一つは体に弱いところを持っているのが普通だから。とは言っても不幸な目に最近あってる方はそんな風にできないでしょうが、冷静に考えてみてはどうでしょうか。
 この病気の猫のあとで、もし次の猫を飼う場合の注意点は、前の猫が使っていた寝具やおもちゃ、トイレ用品などは捨てること、よくいた場所やよく通った所はきれいに掃除すること、それと亡くなってから最低1カ月から2カ月は間を空けることだそうです。次の猫を飼うまえに必ず獣医さんに相談してください。
 人間には絶対感染せず、空気感染はもちろんたとえ噛まれても大丈夫だそうです。その点は安心して良いようです。
初代ゴロの写真 「ゴロはもういない」
 9.17 追記
 ストレスのことではないですが、私の猫にもその友達の猫にもあるていど共通点があるように思います。ここからは私の考えです。
 ウンチが軟らかかったり下痢だったりすることがわりと多かったこと。ウンチに虫がいたこと。 ウンチの虫は獣医さんに診てもらい薬で出なくなりましたが。
 それで今思うのですが、体が弱かったのではないかなあ!と、あるいは、だから体力が付かなかったのかなあ!と想像します。
 生後3〜4カ月ぐらいでしたから食欲がすごくありました。それで始めおなかが大きくなってきたかなあと感じた時は室内飼いでもあるし、運動不足で肥ってきたなと思ってしまいました。
今思もうとこれが発病の最初の兆候だったのです。友達も全く同じで、太ってきたかなあ、肥満かなあ、と思ったそうです。
 この時に病気だと気がついていたら、適切な手当をしてやったり、医学的な処置は無くてできなくても、もっと違った態度で接してやれたかもしれないと思います。
 これらの経験が皆さんの猫に役立てたなら我々の猫の死も無駄にはならず、せめてもの償いだと思います。合掌。
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