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我が家のお手軽ソーラー発電 
                                   Ver.1.0 '11/10/14
                        携帯の充電を追加など Ver.1.1 '11/10/18
            ソーラー電源システム電流電圧測定サブシステム Ver.1.2 '11/11/12
             ソーラーラジオ、自動車用ルームランプを追加 Ver.1.3 '11/12/12
              ソーラーラジオで弱いFM局を聞く方法を追加 Ver.1.4 '12/01/01
                      50Wソーラー電源の増設 Ver.1.5 '12/03/29
                          All rights reserved JA3OOK 中村 利和

 よく晴れた秋晴れの透明な青い空、太陽の光がさんさんと降りそそぎ、木々の枝や葉っぱも風に
そよいでいます。その光の下でこの原稿を書きながら、今さらながら、地球が受けている太陽の無
限のエネルギーに感謝しない訳にはいきません。
 屋根や窓際のソーラー発電パネル(略してソーラーパネル)も太陽の恵みを受けて、せっせと発
電し電池に溜めてくれています。
 現在、大小あわせて6個のソーラーパネルがあります。順に紹介していきますが、ソーラー発電
や節電は我が家の生活スタイルと大いに関係があるので紹介しますと、
  「早寝早起きの規則正しい生活。健康のためにバランスのとれた食事、ウォーキングなどの
  運動、楽しい知的趣味。どれもがんばり過ぎないこと」
です。
 この生活スタイルに基づく節電への取り組みについては他で書いてありますのでご覧ください。
このページではソーラーについて書きます。

ソーラー利用一覧表
   ソーラー発電とその使用状況を表にまとめました。      
No 写真と名称 使用状況 LEDなどの仕様 ソーラーパネル
の仕様
蓄電池の仕様 その他説明
1 小型ランタン 2台
洗面所、トイレ
白色5個、指向性360度
(狭角に改造)
4×5.5cm Ni−MH 3.6V 300mA パネルと本体が一体
2 中型ランタン 2台
リビング、キッチン
白色、2W、190ルーメン
LED数不明、指向性360度
2.2W
7×8cmが2枚
Ni−MH単3型×5
(1.2V 1.8Ah)×5
(計6V 1.8Ah)
パネルと本体が一体
6のソーラー電源システムでも
充電可能
3 USB扇風機 リビング 約1.7W
個人用小型扇風機
6ソーラー電源システム又は
AC100VのUSB電源アダプター
から受電(DC5V)
4 扇風機付き
ソーラーライト
自室 白色12個、指向性180度
個人用小型扇風機
8×12cm たぶん密閉型鉛蓄電池
幅35×長さ82×高さ50mm
パネルと本体が分離
5自作デスクライト5Vへ給電
5 自作デスクライト5V 自室 白色10個、指向性狭角 4扇風機付きライトから
受電(DC5V)
6 10Wソーラー電源
システム
主に7、9
に給電
10W
24×31.5cm
密閉型AGM方式鉛蓄電池
CCB社 12DD-20
(20Ah/20時間率)
出力はDC12V、DC5V
AC100V
50Wソーラー電源
システム
主に3、7、8、9、11
に給電
50W
51×69cm
密閉型AGM方式鉛蓄電池
CCB社 12DD-33 2個
(計66Ah/20時間率)
出力はDC12V、DC5V
AC100V
7 自作デスクライト12V 自室 白色12個と
電球色6個 計18個
指向性狭角
6ソーラー電源システムから
受電(DC12V)
8 充電式折りたたみ
デスクライト
リビングで
主に読書用
白色18個
指向性やや広角
リチウム 3.7V 1Ah 6ソーラー電源システムで
充電(DC5V)
9 各種充電や給電 ノートPC
ヘッドホンアンプ
携帯電話機
掃除機、デジカメ
ドリルなど
6ソーラー電源システムで
充電(DC5V、AC100V)
10 ソーラーラジオ 自室/災害用 狭角ライト
および広角
FM/AMラジオ
2.5×9cm たぶん密閉型鉛蓄電池
 3.9?V
ライト、ラジオ、パネル、
手回し発電機が一体
11 自動車用
ルームライト
キッチン
洗面所
白色9個 × 6 6ソーラー電源システムから
受電(DC12V)
    次から、一つひとつ詳しく説明していきます。 1.小型ランタン    ソーラー発電に興味を持ち始めるきっかけとなったのは、ことし9月、あるTV番組で      「夕方の明るいうちに子供の勉強と家族の夕食を済ませ、どうしても明かりが必要な      場合はソーラーランタンで生活をしている家族」   の放送を見たことです。    私たちも早寝早起きで生活をしているので、夜遅くまで照明を明々とつけている生活ではな   いのですが、当然のように照明をつけて食事をしたりTVを見ていました。しかし、その放送   に刺激され、私たちもランタン生活をしてみたくなりました。    そこで、早速インターネットで買ったのがこのランタンです。思いのほか安かったので2台   購入しました。 小型ランタン    緑色主体の色使いで、デザインもシンプルな小型ランタンです。しかし、使ってみると雑誌   を読んだり炊事や食事をしたりするには少々暗すぎます。    よく見ると5個ついているLEDはどれも眩しく輝いているのに暗い理由は、ランタンの名   のとおり光が全方角を照らしているせいと考えて、2台のうち1台を分解しLEDの向きを一   方向に向くように曲げる改造をしました。(その後2台とも改造)   そしたら雑誌が読める明るさになりました。ただし、明るいのは狭い範囲です。 2.中型ランタン    そんな工夫をしても炊事や食事に不便なので明るいランタンがほしくなりこれを購入。 中型ランタン    2W、190ルーメンがポイントで、最初のより大きく中型です。雑誌や新聞もまあまあ読   めるし、炊事や食事もなんとか可能で、毎日がキャンプファイヤの気分です。    この中型ランタンはキッチンとリビングで、小型ランタンは洗面所とトイレで使い、風呂も   炊事も食事も明るいうちに済ませるようにし、暗いときはこのランタンの助けを借りる毎日の   生活パターンが定着してきました。    その後、新聞などを読む時には8充電式折りたたみ式デスクライトを使い、キッチンはもっと   明るくないと不便なので11自動車用ルームライトをつけました。   なので、このランタンは朝夕の暗いときの食事に使ってます。    ランタンは全周をまんべんなく照らし、水平方向も灯台のように水平に照らすのが多いです。   しかし、いろんなランタンやライトを使ってみて分かったことは、    ・全周ではなくて一方向を照らす(照らす範囲は利用目的によって異なります)    ・少しでも上から、斜めでもよいから下方向へ照らす   工夫をしてあるライトが使いやすいです。勉強になりました。 3.USB扇風機    エアコンはよほど暑くない限り使用禁止ですから、役立つのが扇風機です。妻は暑がりで私   は寒がり。一人のためにお座敷扇(普通サイズの扇風機)を回すのも知恵のない話。   それで、妻が買ったのがこのUSB扇風機です。 USB扇風機    弱風で1.7Wのエコ。USB電源を使うタイプでAC100Vの電源アダプターがついて   います。今シーズンはAC100Vで使っていましたが、来シーズンからは後述のソーラー電   源にします。 4.扇風機つきソーラーライト    妻がUSB扇風機を使っているのに、私が自分の部屋でお座敷扇を使うのもおかしな話なの   で、色々調べて買ったのがこれです。 扇風機つきソーラーライト    ソーラーパネルが別になっているので、パネルだけ窓際に置けて便利です。電圧は5V仕様   で、大きなバッテリーが内臓されています。    これはライトも明るいし送風も強いのですが、夜間は期待するほどは電池がもちません。   分解して調べると単純な回路だったので、ライトと風を強弱2段階に調節にできるように改造   しました。(注1)   ライトは寝るまで使っても電池が持ちます。扇風機は昼間は充電しながら使えますが、夜間に   扇風機を使うと長持ちしません。    もうひとつ気になるのがライトに指向性がなく前面全体を照らしているので眩しくて困るこ   と。それと水平ばっかり照らすので机上が暗くて本が読みにくい。    注1 真似して改造される方はくれぐれもショートさせないようにしてくださいね。大電流      を流せる蓄電池を使ってあるので火災になる可能性がありますよ。      私は改造のついでにヒューズを追加しましたがショート厳禁です。 5.自作LEDデスクライト5V仕様    そこでLEDライトを自作して電気はこの蓄電池から供給することにしました。 LEDデスクライト5V仕様    使ったのは砲弾型で光束の半値角30度、IF20mAの白色LEDです。50個数百円で買いま   した。明るさを試しながら結局LED10個でOKとしました。   LEDを5個並列にし、まとめて抵抗を直列につないであります。(注2) それを2組並列   につないでいます。2種類の抵抗をSWで切り替えて明るさを変えられるようにしてあります。    なるべく高い位置から下方向へ照らしたいので棒を長くしてあります。グラスファィバーの   釣竿です。台座にはスパークプラグのレンチを流用しました。    注2 LEDの専門家が目をむいて怒る設計です。正しくはLEDごとに抵抗値を変えるべ      きです。(LED毎の特性のばらつきが大きいので)  6.ソーラー電源システム    扇風機付きソーラーライトなど小型ソーラーを使っていると電池切れが心配で、十分な明る   さで照明することに気兼ねしてしまいます。もっと自由に使いたい! もっと明るくしたい!   できればPCも動かしたい! と希望が膨らんできました。希望実現のためには何万円かの投   資になりますが、回収のメドは無くても私の好奇心が諦めることを許してくれません。    ソーラー発電の専門商社(参考文献の会社など)のページを調べたりして、ソーラー発電や   蓄電のことで、色々なことが分かってきました。大変勉強になります。    電力会社と接続しないソーラー発電を独立型太陽光発電システムと言うことも分かりました。   まずはこれを目指すべきで、次の3つないし4つの機器を選定して組み合わせれば動作するの   です。    ・ソーラーパネル    ・充放電コントローラー    ・蓄電池    ・AC100Vが必要ならDC−ACインバーター   それぞれの機器に色々な種類があること。機器の組み合わせには向き不向きがあることも言わ   れてみれば当たり前。その意味や理由も分かってきました。私には初めてのことばかりで知的   好奇心をくすぐられます。    今までの長いハム生活で高電圧はそれなりに扱ってきましたが、今回は大電流を扱うことに   なります。経験不足の分野ですから十分な注意が必要です。   そのため、安全第一とし、次の方針で進めました。     ・パネルや蓄電池などは独立型太陽光発で標準的な12V仕様とする。     ・独立型用のソーラーパネルを使う。(仕様が不明のパネルは使わない)     ・信頼できるメーカーのコントローラを使う。(安さにつられない)     ・蓄電池も独立型用を使う。(自動車用は不向き)     ・インバーターは自動車用を使う(世間での使用実績が十分あり、仕様上も問題ない)    入手したソーラーパネルと充放電コントローラーと蓄電池がこれ。 パネルと充放電コントローラーと蓄電池     ソーラーパネル:シェルソーラージャパン製 SJJ10       12V系、最大出力10W、最大出力動作電流0.59A、開放電圧21.6V     充放電コントローラー:米国モーニングスター製 充放電制御コントローラ SHS−6       12V、入力6A、出力6A、最大入力電圧30V       非密型液式、密閉型AGM方式鉛蓄電池が対象       ジェル式蓄電池には使用不可     バッテリー:CCB製 密閉型AGM方式ディープサイクルバッテリー 12DD-20       12V 定格容量 20Ah/20時間率 重量:5.5Kg     (充放電コントローラーとバッテリーは株式会社 桐生で購入)    インバーターは次の二つ。 二種類のインバーター     DC-ACインバーター:セルスター工業製 HGU−150/12V               定格出力 AC100V(120W)、DC5V(800mA)     DC-DCコンバーター:テクノパーツ製DC−DCコンバーター Ver1.0              (DC-ACを買ったあと、後述の理由で追加購入しました)               定格出力 DC1.3V〜5V可変(500mA)               インバーター方式なので能率が良い     低電圧や小電流を扱う場合、三端子ICなどを用いたいわゆるリニア方式のコンバーター     もありますが能率が悪いので採用したくないです。                  これらを組み合わせた系統図がこれです。 ソーラー発電系統図    入手したDC−ACインバーターは能率は80%以上でまあまあですが、実測したところ   無負荷でも2.5W前後浪費しています。この浪費は今回のような小規模のソーラーでは大き   な問題ですので、AC100Vを使わない時は蓄電池から切り離してあります。このインバ   ーターからDC5Vも出力できるのですが、この2.5Wの無駄があるので使っていません。    代わりに購入したインバーター方式のDC−DCコンバーターは無負荷で0.36Wほど   浪費していますが格段に浪費が少ないのでDC5Vはこれから供給することにしました。    DC12Vが一番効率よく使える電気です。DC12V用で能率が良い機器がほしいです。   探せば自動車用の機器で良いのがあるかもしれませんね。      結局、このシステムから供給できる電気は、     ・DC12V     ・DC 5V 最大500mA(いわゆるUSB電源と同じ規格)     ・AC100V   で、使用できる電気製品の容量は(DC5Vを除いて)、     ・快晴なら、6W前後で時間は快晴である限り! かな?       (ロスを4割想定しています)       しかし、6Wをいつも使ってはいけません。蓄電池の充電もさせないと・・・     ・曇りや夜なら、7Wで10時間くらいです!?       (20Ah/20時間率の蓄電池であり、満充電状態、放電深度50%、ロス4割として計        算しています。ごく大ざっぱな計算)   です。    特にAC100Vを使う場合はDCからACへの変換ロスやインバータ自体も電力を消費し   ているので、その分を引いています。    もっと大きい消費電力の電化製品も使えると思いますが。どの種類の蓄電池も、一般的に大   きな電流を使うほど使用可能時間が短くなります。仮に14Wの機器をつなげば4時間くらい   でしょうか?    例えば、お座敷扇を使うには瞬間電力も通常電力も大きすぎて問題があります。仮に使えて   も短時間しか使えなさそうです。   試しに、パネルが発電していない時間帯にノートPCを動かしてみましたところ、2時間ほど   でバッテリーの電圧が11.5Vに下がったので終了しました。   充電がお天気まかせです。満充電されていることは少ないので益々余裕がありません。    充放電電流を知りたいものです。この時点での本電源システムでは充電や放電の様子を測定   できなので、発電能力も蓄電能力も小さい現状では、少し大きめの消費電力の機器を使用する   ときなど特に知りたくなります。   そこで、充放電電流を測定できる工夫をしました。 別ページを見てください。    大容量のインバーターは、前述のとおり無付加でも2.5Wも浪費電力があるので、その後、   代わりに買ったのがこれ。 小電力インバーター     DC-ACインバーター:大橋産業製 BAL No.1760               定格出力 AC100V、DC5V(500mA)合計30W    これの無負荷消費電力は1.2W程度です。前述のHGU−150は2.5W前後を浪費し   ており、1.3Wの節約は助かります。能率も同じくらいのようなので気兼ねなくAC100   VもDC5VをBALから取り出せます。大は小を兼ねない、他とのバランスが大事ってこと   を学び、HGU−150はお蔵入りになりました。    DC−ACインバーターの機種は代わりましたが、このシステムから供給できる電気の種類   は次の通りで、変わりません。     ・DC12V     ・DC 5V 最大500mA(いわゆるUSB電源と同じ規格)     ・AC100V    その後、翌年3月に50Wソーラー電源を追加しました。13.50Wソーラー電源の増設   をご覧ください。    次に、このソーラー電源システムを利用する照明などを説明します。 7.自作LEDデスクライト12V仕様    DC12Vで動作するデスクライトです。LEDを白色12個と電球色6個を使用、いずれ   も砲弾型で光束の半値角30度。白色のIFは20mA、電球色は25mA。白色LEDは青白く光って   冷たい感じがするので電球色も混ぜました。 自作LEDデスクライト12V仕様    80mm×66.5mmの片面ユニバーサル基板にLEDと抵抗を取り付けあります。蛍光灯スタンド   の蛍光灯を取り外してその基盤を組み付けてあるので、位置や高さも自由に動かせるし、手元   を斜め上から照らしてくれるので明るく使いやすいです。    光の色の調整で分かったのですが、白色LEDと電球色LEDの向きを変えて均一の自然な   白色を出すのに手間がかかりました。   参考に、左が白色LEDのみ、右が白色電球色混合です。(二台の自作LEDデスクライトの   光の違いです) 白色のみ 混合   右の方が自然ですね。 8.充電式折りたたみデスクライト    中型ランタンをしばらく使っていたが新聞を読むには暗く思えてきた。そして見つけたのが   この充電式折りたたみデスクライトです。 充電式折りたたみデスクライト    背が高いので上から照らしてくれるし、照らす範囲と明るさも期待どおりで、小型でかわい   くスッキリとしたデザインです。青白すぎない自然な白色に近い光です。 充電式折りたたみデスクライトの発光色   リビングで新聞や雑誌を読んだり食事をするのにピッタリです。    それにUSB電源からの充電なので、前述のソーラー電源システムを利用できるのも好都合   です。 9.各種充電や給電    ソーラー電源システムからの電気を前記のLEDライトなどの他、色々な電気製品に使用し   ています。   a 5V500mA出力(USB電源)      ・携帯電話の充電      ・8折りたたみ式デスクライトの充電      ・他にもUSB電源を使える製品に役立ちそう   b DC12V(放充電コントラーラーからの出力)      ・自作ヘッドホンアンプ(録画機用)の電源   c DC12V(バッテリーからの出力)      ・ハム用ハンディトランシーバーの充電      ・ヘッドホンアンプへの給電   d AC100V出力      ・外付けディスプレイの電源、ノートPCの電源        消費電力が割と大きいので試験的に使用している程度で、夜間だと1時間ほどで止め        ています。もっと長時間使えそうですが安全を見ています。        日中でもバッテリーの充電まで電気がいかないので非常用って言う感じです。そこま        で無理しなくても・・・って感じ。       追記 その後、外付けディスプレイは10Wソーラ電源で夜間でもバッテリーで3時間          は大丈夫なことがわかりました。私の場合、3時間も見られれば十分なので原則          バッテリーで観ています。       追記 50Wソーラー電源を購入したのでPCへも給電できるようになりました。      ・デジカメや充電式電動ドライバー、充電式掃除機の充電        これらは比較的消費電力が大きいので、晴天や太陽がのぞく時間に限定して充電して        います。曇りや夜間でもバッテリー電圧を監視しながらなら充電できます。 10.ソーラーラジオ    ラジオを電池で聴くのは節電にはなるけれど電池代がかかるし、災害発生時に電池がなくても   ラジオを聴けるようにしておきたいと思って買いました。手回し発電機もついていて心強いです。 ソーラーラジオ    ライトは2種類で便利です。ただ、どのスイッチも軽すぎて、ちょっと触れただけで入ったり   切れたりするのが難点です。    弱いFM局も聴きたいと思って屋根に上げたアンテナに接続しましたが「混変調」で逆効果です。   安いから回路が簡単だし仕方ないです。    でも諦め切れなくて、年末に色々トライし満足に聴ける状態になりました。   工夫した要点は次のとおり。     ・八木アンテナを製作し、次の場所に設置。        聴きたい弱い局の送信所の方向が開けていて、        邪魔をしている強い局の方向は家屋などがある所。        地上高は低くてよい。     ・八木アンテナからFMラジオまで同軸ケーブルを引く     ・強すぎず、弱すぎず、適切な強さの電波をFMラジオのロッドアンテナに供給する    詳細は、放送局の出力や受信場所までの距離、土地の高低、邪魔になるビルや山の有無、他の   他の放送局の状況などで変わってくる。    私の場合、聴きたい局の送信所(出力20W)から自宅まで直線で15Km、その間は郊外住宅地とマン   ション、低い丘が混在している。   八木のエレメント数は2として MMPC(参考文献4)で設計して製作。2階のベランダに設置し   送信所の方向にアンテナ正面を向けて固定。    FMラジオ側の工夫は写真のような方法。(本HPの説明はいくつかの方法を試行し一番良かっ   た方法に更新しています) FMラジオ側   これをイラストで、八木アンテナも含めて描くとこんな具合。 FMラジオ側のイラスト    FMラジオにイヤーホーン端子がなかったので追加し、ついでにアース端子(ゼロ電位)も出   してあります。    特にFMラジオ側は、とにかく色々な方法を試行してみることです。(このように不安定な原   因はアンテナと同軸ケーブルのインピーダンスが一致していないからと思われますが、個人的に   は実用上問題なし) 11.自動車用ルームライト    炊事の時にランタンを使っていましたが、光の角度が悪くてまな板などを明るく照らしてくれ   ません。上から下を照らすライトを作りたいですが場所がキッチンなのでデザイン(見かけ)が   良くないと妻がOKしません。自作では自信がなくて自動車用品店を物色して買ったのがこのラ   イトで12V車用。写真のようにLED9個が透明パイプに入っています。これが2本セットで   売られていて、約1,750円。(株)リッツインターナショナル製の「LED STICK」ブ   ランドのLEDライトです。照射方向の調整が簡単で、上品なデザインです。    ソーラー電源システムから12Vを、屋外を経由するので太いAC100V用ケーブルで引き、   ライト2本をキッチンに少し離して取り付けて別々にON/OFFできるようにしました。    なかなか明るいですが、実測13Vで約47mA、0.6W(1本当り)。2本同時に点灯して   も1.2W程度なのでバッテリーから余裕で灯せます。 自動車用パイプライト 自動車用パイプライト 自動車用パイプライト    キッチンの照明が妻からとっても好評なので、'12年正月に同じライトを洗面所にも取り付け   ました。これで洗面所も関西電力を使わなくて済むようになりました。   写真の右端のライトは同じメーカーで倍の18個のLEDが入ったライトで、さらに明るくて便   利です。1本で実測約1.2W。洗面所に追加しリビングの卓上照明にも使っています。   (1ケースに2本入りですが、写真は1本取り出した状態です。)    さらに、12Vをリビングでも使えるように配線したので、折りたたみライトの充電もリビン   グで可能になり、夏にはUSB扇風機も使えます。    なお、屋内への配線の引き込みは、新築時に注文で壁に直径6cmの穴を開けておいたことが   とても役立っています。 12.現状と問題点    上記に書いた各種の工夫によって我が家では普段の照明と個人用扇風機の電気、それとデジカ   メや携帯や掃除機などの全ての充電がソーラーに置き換わり、電力会社の電気を使う照明は常夜   灯と妻が化粧する時の洗面所、それと防犯用センサーライトだけになりました。(ただし、来客   時は別)    追記 '12年正月に洗面所にも自動車用ルームライトをつけました。    消費電力が比較的少ないノートパソコンやお座敷扇も安心して動かせる設備にしたいです。   特に扇風機は夏の昼間のソーラー発電が得意な時間帯と重なるので向いていると思います。   それにはソーラーパネルの発電パワーが現在の10Wでは不足していることが致命的です。30   W〜50Wは欲しいです。蓄電池の容量も大きくしないといけませんね。    12V〜24Vから直接電気機器へ給電や充電ができることが理想で、外付けのインバーター   などの電圧変換機を使わなくても済むことを願います。 ソーラー発電が普及してこのような規   格が定まり、12V〜24Vを直接使用できる照明器具やPC、録画機、TVなど色々な電気製   品や電子機器が早く市販されることを熱望します。 13.50Wソーラー電源の増設    狙っていたソーラーパネルを安く手に入れることができました。50Wで12V仕様のパネル   がヤオフクで売りに出ていたのでゲット。    必要なバッテリー容量の決定が難しいですが、ナチュラル スカイ ネットワ−クや日本イーテ   ックのHPの太陽光発電の機器選定についての入門者向け解説記事が役立ちました。これを参考   に私の電力使用見通しをもとに検討した結果、50〜80Ah程度の容量が望ましいとの結論に達   しました。    次にバッテリー機種の選定です。私が考える条件は、     ・電解液の点検や補充が必要なバッテリーは価格が安いですが、定期的にメンテナンス      を続ける自信がないのでメンテナンスフリーなバッテリーとする     ・電解液が漏れるのも困るから、なるべく密閉式にしたい     ・自動車用はソーラー電源には不向きなので、ディープサイクルバッテリー(サイクル      サービスバッテリー)とする     ・日本メーカー製は高いが、外国製は安い     ・米国製で割安なディープサイクルバッテリーがあるが、充電電圧が特殊でソーラーで      の利用には私にとっては心配、それと密閉ではないので長く傾けると液が漏れ出す構      造とのこと、今回は見合わせ(将来の課題)   で、結局10Wソーラー電源でも採用したCCB製 密閉型AGM方式ディープサイクルバッテリ   ーを採用し、容量は33Ahのものを2個並列接続することにした。    結局、買ったものはこれ。 パネルと充放電コントローラーと蓄電池     ソーラーパネル:中国 SN Solar Technology Co., Ltd.製 DL-50PW        12V系、最大出力50W、最大出力動作電流2.9A、開放電圧22V     バッテリー:CCB製 密閉型AGM方式ディープサイクルバッテリー 12DD-33 2個       12V 定格容量:計66Ah/20時間率 重量:13.4Kg(1個当たり)     充放電コントローラー:米国モーニングスター製 充放電制御コントローラ SHS−6       12V、入力6A、出力6A、最大入力電圧30V   (充放電コントローラーとバッテリーは株式会社 桐生で購入。今回も相談から見積依頼、発注、    受領まで全てメールのやりとりだけで完結)    今回の50W電源系と既設の10W電源系の使い分けは、1階の消費電力は50W系から供給   し、2階の消費電力は50W系と10W系をSWで切り替えられるようにした。自室にいる場合   に、バッテリー残量に応じて切り替えられるようにしておきたいからです。 50Wと10Wのソーラー発電系統図    充放電電流や電圧の測定もSWで切り替えられるようにしました。   詳しいことは別ページを見てください。    バッテリーは今まで室内に置いていましたが、バッテリーが増えて収まりきらなくなり、微か   ですがバッテリーからの臭いもあるので、ベランダに架台を製作して設置しました。 バッテリーをベランダに設置   雨が当たらないように屋根と横カバーがありますが、外した写真です。     彼岸がとうに過ぎたころ、例年よりだいぶ遅く春らしい日がやってきました。風がない暖かい   日を選んでソーラーパネルを屋根に上げる工事をしました。体を命綱で常に2本確保し、安全第   一で慎重に作業したので、屋根での作業だけで2日がかり(3時間×2日)でした。 バッテリーをベランダに設置 バッテリーをベランダに設置    ノートPCへも給電できる能力になり、曇り空が連日続かないかぎり商用電力は使っていません。    これで我が家のソーラー電源システムの合計容量は     ・発電能力 最大60W     ・蓄電能力 実用43Ah(約500Wh) 最大86Ah(約1KWh)   です。 これはソーラーランタンやソーラーラジオなど超小型ソーラーを除いた値です。 参考文献  1.株式会社 桐生     http://www.kiryu-corp.co.jp/  2.ナチュラル スカイ ネットワ−ク     http://www.natural-sky.net/  3.株式会社 日本イーテック     http://www.etech-japan.com/index.htm  4.アンテナシミュレーションプログラム MMPC by JA1WXB     http://members.jcom.home.ne.jp/ja1wxb/  5.(株式会社 リッツインターナショナル     http://rits-inter.co.jp/ 回路図は水魚堂提供の「回路図エディタ」で作図しました。感謝します。

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