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「ゴロの出迎え」 2000年9月24日 Sueno
ゴロの出迎え
私は猫を飼っている。名前はゴロで1歳10カ月。我が家へ来てもうすぐ2年になろうとしている。初代のゴロは伝染病が原因で、たった生後4カ月で死んでしまった。悲しみのどん底に突き落とされた私を救ってくれたのが、今飼っているゴロである。
ゴロは甘えん坊で、今でも私が2階へ上がると必ずついてくる。
私は在宅で仕事をしているので、ほとんど家にいるが、その日はボランティア活動の日で、早朝から夕方まで外出していた。家族にゴロの世話を任せて、安心して出かけた。
活動が終わり、くたくたに疲れたが、ゴロに会いたい一心で家路を急いだ。玄関をあけて、いつもより大きな声で、「ゴロ」と呼ぶ。ゴロは「ニャ〜」と鳴きながら駆け寄って来てくれた。やっと会えた。もうそれだけで、幸せな気持ちになる。いつものゴロなら、私が帰って来ても、玄関までとことこ歩いてきて顔を見せるだけでスーッと部屋に入るのに、その日は違った。頭をなでてやると、うれしそうにゴロゴロとのどを鳴らして、しばらくじっとしていた。 えさの皿を見ると、まだ大分残っていた。ゴロも長い間会えなくてさみしかったのだろうか。
私を支えてくれるゴロ。おなかを上に向けて寝ている姿を見ているだけでいやされる。生後2カ月で母親と離れ、たった1匹で遠い所からトラックに揺られてやってきたゴロ。小さな体で、その心細さによく耐えたと思う。
ゴロが、この家に来てよかったと思ってくれるように、私に飼われて幸せだったと思ってくれるように、毎日精いっぱいの愛情を注いでやりたい。初代ゴロにもらった愛情を今度は私が返す番だと思っている。
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